⚫『やたら借りられ たまに踏まれて 虎の尻尾は気忙しい』

ハナトラノオ(花虎の尾)





『やたら借りられ たまに踏まれて 虎の尻尾は気忙しい』
#作品note 
真に偉い人。大人物は概して寡黙。言葉の影響力をよく心得ておられる。ところが、かかる御仁には必ず「取り巻き」がはべっていて、殿様が「かく申されておる」と偽装する。


この連中は、得てして、己の底の浅い持論を唱えたりする。

大人物は、細かなことは、われ関せず「よきに計らえ」なので、監視などすることはない。そんな麗しい時代が・・・あった。今も尚?

かくして、怪しげな都市伝説が流布する。

書物や評論などで、伝聞的に語られる「師のたまわく」を、そのまま受け取るはフェイクニュースを信じ込むに似る。

実際、言葉の端くれだけ、は、くちにする輩の都合に合わせて、使われる。とかく、お人好しの、生真面目な、良い人間は、まさにカモにされる。

私たちは、数々の詐欺事件。忘れはしない、どんでん返しの新聞報道。権威とされた先生の大きな過ち。等々に、気付かされ、トランプさんに、堂々と「嘘つき野郎」と声をあげる快感を教えて頂いた。

もはや、世間は愚かじゃあない。

虎の威を借りて、軽々にもの申すと、それこそ、既に、その危うさに、お気付きになられておられる、偉い方の、虎の尻尾を踏む、こととなる。やもしれませぬぞ。お気をつけあれ。

おしまい。

笑顔慈治


ハナトラノオ 2025




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©️笑顔慈治 (山梔子)

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