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近江八幡の歴史的景観 滋賀県近江八幡市

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八幡掘と新町通り街並み

ちくわの里 愛知県豊川市

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ちくわの里/ヤマサの豊川インター近くにある店舗

霊山寺(りょうぜんじ)徳島県鳴門市

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四国八十八ヶ所霊場 【第1番札所霊山寺】

フウロソウとゼラニウム

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フウロソウは雑草で世界中に何百もの種類のある小さな雑草。 ゼラニウムは今の時代を代表する園芸の花で、一年の大半の期間で咲いてくれる得難い貴重な花。 両者に深いつながりがあるとは思いもよらない。 ともにフウロソウ科に属する。フウロソウはフウロソウ属で学名 Geranium をゲラニウムと読む。つまり、あえてゼラニウムと区別した読み方をする。 かつてゼラニウムはここに属していて、後に Pelargonium 和名テンジクアオイ属に移籍した。この属の花はペラルゴニウムと呼ばれ、今では和名もペラルゴニウム属へと移りつつある。 ゼラニウムと呼ばれる花の群れは、ペラルゴニウムの仲間となり、後に多彩となり、その強靭さが評価されて急速に普及した。今や実際はゼラニウムが広く知られ、ペラルゴニウムはその仲間として認識されている。 フウロソウも園芸で愛好され、ゲラニウムの名で流通する。日本にはゲンノショウコやハクサンフウロなどの野草がある。そこに園芸種ゲラニウムが野に逸出して、新たなフウロソウとして登場し始めている。

バラ咲き

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まるでバラのように咲くバラではない花がよくあるので【バラ咲き】で検索してみたら思いのほかに記事が少ないのに驚く。 【バラ咲き】をストレートに付けているのはプリムラだけ。 バラ咲きジュリアン 遠慮気味に付けているのがインパチェンス バラに似たと表現されているサザンカ

いま私がしたいこと

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いま私は文章を書きたい あくまでオーソドックスで、しかし柔軟な、自由な文章を 書くためのネタに花を使う カタバミそれともオキザリス?   内面的なことは性格的に暗いものになってしまい 世間の出来事になると焦点がさだまらずフラフラしてしまう だからこれで

うりふたつの花 ハルジオンとヒメジョン

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ハルジオン  Erigeron philadelphicus ヒメジョオン Erigeron annuus たとえばバラならバラ属(Rosa)の総称として、バラ園でそれはそれは多種多彩な花の群れを全部バラと呼ぶことに迷いはなく、そうとしかできない。 ところが、ハルジオンとヒメジョオン、うりふたつで同属の花たった二つを総称することにはためらってしまう。なんて不思議で不合理なことか・・・ 理由は長い歴史の間にそのように定着したからで、明治維新以前の日本では、今のように海外からの花や園芸で作り出されるすさまじい数の花に取り囲まれることのないのどかな時代であったから。さほどの違いはなくても、微妙な違いを探しては、味のある、粋な、偉い人が博識をひけらかした、異なる名前をつけて楽しんだ。 近年になり、科学の進歩で膨大な数の植物もすべて学術的に整理されて、分類や統合などが行われ、後になればなるほど学名を花の名として呼ぶようになるが、いままでの経緯の中で、ときに不合理でも人気が優先することや、頑強にこだわることなど、人間の都合によるネーミングが大手をふっている。 Erigeron はムカシヨモギ属とされるが、この和名も時の経過とともに陳腐化していて、やがてはエリゲロン属となるだろう。大元のムカシヨモギなるものは今は見られない。かろうじてヒメムカシヨモギに名を残している。エリゲロンはペラペラヨメナを園芸化したゲンペイコギクといくつかの交配種の流通名となっている。 ハルジオンとヒメジョオンには二つをまとめる良い名前がないことも、一般人にいささかマニアックな区別を強いる事情になっている。 春のハルジオンと秋のヒメジョンで概ね正解なので、間の季節はどちらかだと思って大らかに楽しむことを、きっと花も願っている。 やたら近くで細部をジロジロみるのはマナー違反であり、ましてや触って調べるのは花へのセクハラみたいなものと思い、そんなことは人を診る医者にあたる花の研究者にゆだねて、一般人はそっと眺めて愛でることがたしなみなのではなかろうか・

侵入生物とされる植物を観賞する

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侵入生物とは 国立環境研究所のホームページ に記載されている、外来の危険あるいは要注意な生物のことで、動物のほかに植物もある。これらの中には私たちの暮らしの中で親しまれているものもあり、ちょっと意外に思えることも多い。 たとえば コスモス が含まれていることに驚く。こんな皆に愛されている花がなぜ? それはおそらく、管理せずに放置すると生え広がり農作物の生育阻害要因となる可能性があり、極端な場合は自然環境を損ないかねないので、法規制を伴わない軽度な注意報として記載している。そんな感じ。ほどほどに止め、調子に乗りすぎず、周囲の環境にも目を向けましょうということ。 なかでも有名なのが オオキンケイギク で、外来生物法で特定外来生物に指定され、抜き取りや刈り取りの駆除をするべきとされている。 近辺でも見かけることが多いが、毎年ほかの雑草と一緒に定期的に刈り取られている。野に咲く花が近年ますます少なくなるなか、たくましく美しく咲き続ける花は貴重な存在で、限られた場所で一定期間だけという条件で観賞することができる。 アヘンになるケシや大麻草などと違って、育てたからといってお縄になるものではなく、過剰な繁殖による害に注意して扱うことが求められているということ。

外来植物と共生する日本の新しい自然

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古来の外来植物は、人の手で、あるいはまだ限られた数の輸入物に付着し、長い船旅の末に日本に到着し、ほんのわずかな種から、たくましい繁殖力を発揮して、すっかりと定着した。中には食材やや薬草として重宝されるものもあったが、農村が大半であったこの国では、多くが農作物の生育を阻害する雑草として忌み嫌われ、常に除草される憂き目にあいながらも、しぶとく生き抜いてきている。そうしながら、ずっと人々の暮らしの苦楽の友として親しまれてきた。 明治維新による開国の後は、それまでの長い歴史の間にもたらされたものを上回るほどの外来植物が入るようになった。食用や薬用のほかに観賞用として人が意図的に持ち込んだものが畑を飛び出して野に広まったり、飛躍的に増加した貨物に付着して、知らぬ間に侵入してきたものも数多い。 戦後になるとますます外国との行き来は増え、さらに高度成長に伴いとんでもなく多くの外来植物がやってきている。それらは、この国の昔からの自然環境を侵略し破滅させると恐れられるものを含みながら、日本の自然の中に定着し、時間ととも親しまれ市民権を得て、今や「新しい自然」の構成員として、失われていく昔ながらの自然を補完する存在になっているように思える。 アメリカフウロは在来のフウロソウを見ることが少なくなった昨今 日常生活のひと時に小さな心の安らぎをくれる野の花のひとつです

ベッドタウンで見る新しい野の花 カタバミ

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カタバミ(片喰)は世界に広がる雑草で野の花でもあります。日本にも昔から生えていたようですが、外来種も色々な時期に渡来し定着しているようです。なんといっても雑草なので、季節の小さな彩をちょっぴり感じても、花として飾ることはない。そんな植物のひとつとして現在までただただ当たり前に人と共にいる植物です。 たぶんそんなに前ではないと思うのですが、これも園芸で楽しもうという流れが来て、販売用に育成され、品種改良され、商品流通し、庭やフラワーポットで咲く花になった。 さらに海外に珍しい種を求め持ち込まれ、交配で新たな種が次々と誕生する。そうして、かつての野草が、いまや人気の園芸花オキザリスに生まれ変わりました。 野のカタバミは場所をどんどん奪われながらも昔と変わらず咲き続けています。野にはカタバミ、庭やフラワーポットにはオキザリスと住み分けが生じました。 ところが、オキザリスも元はたくましい雑草ですから閉鎖的な場所でじっとしてはいません。公園の隅にちょこっと植えられれば、周りの草地や林の中に広がっていきます。何年も繰り返すうちに先祖帰りして、すっかり野草、つまり新しいカタバミになる。そんな姿が見られます。 オキザリスばかりではなく、園芸目的で入ってきた花が野に逸出した花。貨物などに付着して侵入し、いつのまにか咲きだした新参の野草。それらが在来の野草と混じって新たな自然が作られる。今はそんな時代です。

都会の近郊で見る花

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かつては緑豊かな田園地帯で周りには里山があり、深く立ち入れば大昔からの森を抜け、山の上に至る。そんな地域が今ではベッドタウンとなり、一戸建ての住宅から団地あるいは中層のマンションが立ち並ぶ街ができて、なお周辺部には昔ながらの田畑が残り、日本の今昔が同居する。そんな近郊都市に私は住んでいます。ひょっとすると都会と地方が適度にバランスした暮らしに豊かな恵まれた幸せな生活なのかもしれません。 ここでは日本に昔から咲いている野の花を見ることができます。 オオイヌノフグリ さらに農家の田畑で栽培される野菜に咲く花が見られます。 オクラ 住宅の周りでは住民が植えた花を眺めることができます。 ビオラ 少し移動すれば季節の花のスポットがあります コスモス そして都会の近郊ならではの「新しい野花」も見られます。 アレチハナガサ

花の名を知るきっかけ ヒナゲシ ポピー

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ヒナゲシ(雛芥子) の名は子供のころにアグネス・チャンの歌「ひなげしの花」で知り、実際の花を見て確認したのは、ずっと先の大人になってからだった。 ポピーの名を知ったのは、おそらく自動車に乗り出してから芳香剤のコマーシャルでのことだったように思う。ヒナゲシを英語でポピーと言い、カッコよさや音の響きが時代に合って一般的に使われるようになった。それはたぶん間違いない。 花の名に興味を持ち、かなりの年数にわたりコツコツ取り組んできた今になって改めて確かめると見えるもの感じることが出てくる。 園芸という趣味の世界、あるいは花や樹木を商品とするビジネスの世界では、常に目新しい刺激的な種が多くの人の手で世に送り出されている。そこではインパクトがあり購買意欲をそそるようなネーミングがなされる。 園芸の花としての多数に受け入れられるのは洋風の名前で、一部の頑固な人々は伝統的な名称をよしとする。そうして洋風を主としながら和風を併記するという折衷が図られ、ずっと続いていく。ポピーとヒナゲシの位置づけもそのように見える。 花屋の店先、家庭の植栽、学校や公園の花壇でみる花は「ポピー」と呼ばれ、名札や図鑑や教科書には「ヒナゲシ」が併記される。それが今のありさまだ。 ところでポピー(ヒナゲシ)の学名は Papaver rhoeas で Papaver はケシ、あの麻薬アヘンの原料となる植物だ。英名は Corn poppy でポピーはここから取った日本語とも言えそうだ。鮮やかな園芸品種の数々を「何とかゲシ」と呼ぶのはそぐわない。ポピーには可愛らしい響きがある。日本人の言葉のセンスのなせる技のようにも思える。 ポピーの本家イギリスではシャーレポピーとして多彩な花がつくられている。これにアイスランドポピーとカリフォルニアポピーを加え御三家になっているようだ。世界には多数のポピーがある。花の大きなオニゲシ( 鬼芥子)はオリエンタルポピーと呼ばれている。