⚫『ひなぎくを想ふも煩悩お経よむ』朝のお勤め
#朝のお勤め
『ひなぎくを想ふも煩悩お経よむ』山梔子
ヒナギク(雛菊) 花期 12月~5月
キク科 ヒナギク属
流通名(和名)
デージー、ヒナギク(雛菊)、デイジー、チロリアンデージー
雛菊(ひなぎく)三春 ©️きごさい歳時記
【子季語】デージー/延命菊/長命菊
©️笑顔慈治 (山梔子)
著作権確認©️google
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俳句「おもふのは煩悩なるやひなぎくや」は、俳人の加藤楸邨(かとうしゅうそん)による俳句です。
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自由律俳句『想ふとは煩悩なりとのたまふや』は、短い言葉の中に深い哲学的な問いを凝縮しており、その思索的な内容と古風な言葉の響きに大きな魅力があります。形式に縛られない自由律俳句の特性を活かし、読者に強い印象を残す作品と言えるでしょう。
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自由律俳句
『ひなぎくや想ふも煩悩経よまむ』
は、以下の要素が組み合わされており、作者の心の動きがよく表れています。
季語(暗示): 「ひなぎく」が春の訪れを感じさせ、のどかな情景を描き出しています。
叙景と心情の対比: 可憐なひなぎくの風景とは裏腹に、作者の心には「想ふも煩悩」という内省的な思いが去来しています。
行動への転換: その煩悩を鎮めるために「経よまむ」という具体的な行動を示しており、俗世の思いと信仰心との間で揺れ動く人間らしい姿が浮かび上がります。
五七五の定型にとらわれず、作者の感情の起伏をそのまま言葉にすることで、より率直で力強い響きを持った一句となっています。

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